筋肉をほぐすことで80%の症状は改善されます。しかし、揉む技術をおろそかにしては、到底80%には近付きません。
一言で揉むと言ってもさまざまな揉み方があります。指圧、あんま、筋膜リリース、すいななどがありますが、私の手技はそのすべてと異にすることです。
それは、すべて真下方向には決して押さないと言うことです。

これが、真下方向に押すことで起きる悪循環です。決してこのような事を体に引き起こしてはいけないのです。
私は、20年以上かけて血管や筋肉を痛めず奥深くまでもみほぐす技術を習得しました。
どんな硬い筋肉でも揉む事によって、ほぐすことが可能になったのです。
ですから、他とは違うのです。

昔の私はボキボキする矯正が大好きでした。しかし、それではお客様の体の負担が大きいことと、ある年齢までしかできないことに矯正に限界を感じ、トムソンテーブルによる矯正を行うようになりました。
骨盤は思うように矯正することができるようになりましたが、背骨や頸椎に関しては、まだ不満が残っていました。
6年程前、過度の使いすぎにより私は右手首を壊してしまいました。MRIによる診断で、手首の軟骨が砕けてしまっていることがわかりました。激痛の毎日を送りながら矯正をしなくてはなりません。
トムソンテーブルによる矯正は、手首に負担がかかり過ぎました。一切使うことをやめました。でも、これが私の矯正技術を進歩させるきっかけとなったのです。揉みながらの矯正です。
私の矯正は、方向とテコの原理です。支点で狙いではない別の骨を固定し、作用点で動かしたい骨を動かします。しかし、これにも限界が来ます。
より深くをほぐして、筋肉が矯正の邪魔をしないところまでにしなくては、思うように動いてはくれなかったためです。そのために揉みの技術がさらに必要になりました。試行錯誤していくうちに、揉みの技術もさらなる進化を遂げ、自分に満足できる矯正が可能になったのです。 これで、一つわかることがあることにお気付きでしょうか？
骨盤だけは、トムソンテーブルによる矯正で動いてくれますが、他の背骨に関しては、揉みの技術がなければ、動いてくれないのです。年齢が70代を越えた人は特にそうです。
私の矯正は年齢を選びません。90才近い人にも施せる矯正です。
ですから、他とは違うのです。

施術師が行き着くところは、姿勢と歩き方です。
ここの筋力を付けてとか、かがむ時に膝から落としてとか、このストレッチをお家でやってください、と言っているうちは、私にとってプロの施術師とは呼べません。
よい姿勢を作れない限り、必要な筋肉はつきません。関節が自由に動くようにならない限り、ストレッチの効果は低いのです。かがむ時膝から落とさなければならないような腰なら、その腰は何もよくなっていません。
さらに根本を言うならば、本当によい姿勢をその施術師は知っているのか？と言う点です。 数々の整体院やマッサージを受けた私ですが、最後に姿勢を指導されたことも多々ありました。しかし、間違った指導を受けたことしかありません。正しくてよい姿勢もわからずに全身矯正とか根本改善と言っているのです。
次に歩き方ですが、いくら姿勢をよくしても、歩き方一つで全てが台無しになります。 逆に言うと、歩き方さえよければ正しくよい姿勢に必要な筋肉も関節も手に入れることができると言うことです。
その姿勢と歩き方はセットで教えなければ意味がないのです。それを指導できるのが私なのです。
ですから、他とは違うのです。

左の写真は首のレントゲンです。
ストレートネックという病名が付いた人は世の中に5万といます。しかし、施術でその場はよくなってもすぐに戻ってしまい、数十年経つとこんなに変形してしまう人もいるのです。
しかし、正しい姿勢と歩き方を身につけ日々の生活で取り入れていけば、こうはなりません。
つまり、事前に対策が可能なのです。
なぜ、4つ目のこだわりが予知治療なのかわかりますね？
それは、痛くなる前に将来、このままだと変形する場所がわかるからです。この姿勢でこの歩き方でここの筋肉を使わない人なら、ココと、ココがいずれ変形して、ココに痛みがでるだろう。
このように推測できてしまうのです。
ですから、この骨格治療整体を受けることは若いに越したことはないのです。
早いうちに骨格を戻して、姿勢と歩き方を習得すれば、筋肉や関節、背骨で苦労することもなくなるのです。