・足の痛みや疼きで眠れない
・コルセットと痛み止めが効かなくなったら手術しかない
・整形に通っているが一向に良くなる気配がない
・いっときよりは落ち着いているが、いつまた酷くなるかわからない
腰椎椎間板ヘルニアとは
腰椎と腰椎の間でクッションのようなはたらきを担う椎間板と呼ばれる組織が加齢などの原因で変性して突出することで腰椎の中を走行している神経を圧迫し、さまざまな神経症状を引き起こす病気のことです。
ヘルニアが突出した部位と脊柱管との位置関係によって、
・正中(せいちゅう)ヘルニア
・・・腰痛主体の痛み
・傍正中(ぼうせいちゅう)ヘルニア
・・・下肢痛主体の痛み
・外側(がいそく)ヘルニア
・・・下肢の痛みが強く、夜間痛など疼痛過敏を呈し神経障害性疼痛を併発することが多い
と分類されます。
これはヘルニアの出た場所で呼び分けているだけで椎間板から「飛び出たもの」であるという点ではどれも同じ椎間板ヘルニアです。また外側ヘルニアでは激しい足の痛みが出ますが画像で発見されにくいといった特徴があります。
20~50歳代の男性によくみられる病気ですが、多くは腰やお尻に痛みが生じ、突出した椎間板に圧迫された神経側の太ももやふくらはぎに放散するようなしびれと痛みが引き起こされます。
痛みやしびれの程度は神経の圧迫の強さなどによって異なりますが、非常に強いケースも多く、歩行や睡眠に支障をきたすケースも少なくありません。
安静にしていると2~3週間ほどで症状が改善していくことが多いとされていますが、神経の圧迫が強い場合は自然に症状が改善することは少なく、脚に力が入りにくくなる、筋力が低下するといった症状が引き起こされ、痛みを避けるために不自然な体勢を続けることで脊椎が横に曲がった状態(疼痛性側弯)になることもあります。
また、突出した椎間板が大きな場合は排便や排尿などをつかさどる馬尾神経と呼ばれる太い神経が圧迫され、頻尿や残尿感、尿閉、便失禁などの症状を引き起こすことがあります。
椎間板が突出する原因は多岐にわたりますが、椎間板の組織は20歳代から徐々に変性していくことが分かっており、このような加齢による変性の結果として椎間板の外郭(線維輪)の断裂が生じ、椎間板の中身(髄核ずいかく)がはみ出すことが主な原因とされています。
そのほか、腰に負担がかかるような姿勢での長期間の作業や、重い荷物の持ち運びなども発症の要因として知られており、喫煙が発症率を上昇させるとの報告もあります。
腰椎椎間板ヘルニアを発症すると、痛みやしびれのあるほうの脚を伸ばしたまま上にあげるとお尻や腰に痛みやしびれが放散する反応がみられます。
徒手検査
このような身体所見を調べる検査を“下肢伸展挙上試験”と呼び、腰椎椎間板ヘルニアを発症しているか否かスクリーニングする際に行われます。そのほか、足の感覚や筋力低下の有無も調べるのが一般的です。
画像検査
腰椎椎間板ヘルニアの確定診断には、MRI検査で椎間板の突出や神経の圧迫を確認する必要があります。また、そのほかにも骨の異常の有無などを調べるためX線検査(レントゲン検査)やCTなどの画像検査が行われることも少なくありません。
お店の場所:東京都江東区白河4-3-1 2F
TEL:03-3630-4231
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