まずは、腰からほぐしていきます。筋肉が抵抗しないように、あたりが柔らかく痛みを感じないように行います。
指が力み過ぎないように、必ず肘にゆとりを持ち腕全体を使い揉みます。次第に反って沈んだ腰椎が浮いてきます。

次に背中をほぐしていきます。肘も使います。でも決して息苦しいこともありません。
真下には押していないので。

次に臀部と股関節周りをほぐします。特に女性に多い太ももの外側も同時にほぐします。
股関節を引き出しながらさらにほぐしていきます。

もも裏をほぐします。ここは、骨盤に付く筋肉が集まっているのでしっかりほぐしていきます。

次にふくらはぎです。ふくらはぎを真上から押されて痛い思いしたことないですか？筋肉をストレッチさせながら痛くないように揉みます。

アキレス腱です。腱ですからとても硬いですが、ここもほぐせます。足の裏まで軽くなるのを感じます。足首の動きも変わります。この辺で眠ってしまう人が多いです。

次は腸腰筋です。腰痛において最も重要な筋肉です。押す場所と、角度、パワーすべてが必要になります。ここを伸ばすだけで骨盤が矯正され、お尻も小さくなり、足が３㎝も伸びてしまう人もいます。
私は必ず腰と脚から先に揉みます。脚を揉んでいるうちに、先に揉んだ腰と背中の血行が良くなって柔らかくなり、筋肉がふっくらしてくるのを待つためです。

続いて肩に移動します。
まずは斜角筋です。首を悪い形で固定してしまっている重要な筋肉です。ここを一切揉まない整体を何回も受けたことがありますが、ありえませんね。

首の深い部分を揉んでいきます。首と肩において浅い筋肉をいくらいっぱい揉んでも楽になりません。いかに深いところを痛くなくほぐせるかにかかっています。

次に肩甲骨周りです。よく肩甲骨の間に指を入れ込んでくる揉み方をする整体師がいますが、私は大嫌いなので、やりません。肩甲骨の動きを邪魔しているのは鎖骨の巻きや肋骨だからです。

肘で肩甲骨間ほぐします。
これも押し込んでいません。背骨のきわの深い筋肉を丁寧にほぐしていきます。

肋骨の矯正です。肋骨が上方へ傾きが肩甲骨のスペースを奪っているからです。呼吸が浅くなる原因にもなります。

再び背中、腰に戻ります。一番動きやすい状態になった背骨を矯正していきます。丸くなっているところは沈ませ、回転しているところは、元に戻し、反りこんでいるところは浮き上がらせ、上下に傾いているところは、傾きを戻します。側湾症、猫背、反り腰、曲がった腰全てに有効です。

仰向けになってもらい、股関節の前を揉んでいきます。O脚やX脚にも影響してくるところです。

お尻をストレッチしつつもう一度揉んでいきます。座骨神経痛の人で、ただお尻が固まっているだけの人は少なくありません。股関節が動かない限り正常な歩きができないからです。

膝の矯正です。股関節が固まり歩き方が悪い人は、若い人でも膝に捻れが出てきています。必要な場合は足首の矯正もおこないます。変形して何年も痛みがある人にも有効です。

巻き肩、鎖骨、下部頸椎の矯正です。日常の姿勢が悪く巻いている人ばかりです。鎖骨が下がらなければ、よい姿勢なんてできるはずありません。

頸椎の矯正です。ボキボキはしません。70代、80代の首に変形がある人にも安心して受けてもらえます。

頭蓋骨と顎の矯正です。これだけで小顔になってしまいます。
ここのズレは、めまいや耳鳴り、顔のむくみなどと密接な繋がりがあります。

腰のストレッチです。動きやすくなった下部の腰椎を馴染ませます。これで、仰向けでいつも浮いていた腰がベットにピッタリくっつくのを感じます。

動きがよくなった背骨を馴染ませます。ここで、今までにない動きやすさにビックリされる方も多いです。

肩甲骨や肋骨、鎖骨の動きも馴染ませます。ストレッチは、よくした関節を馴染ませる時に使います。最初からストレッチなど愚の骨頂です。

そして、姿勢指導。今までが悪い形になれているので、皆さん不自然に感じます。なんか前のめりに感じるとか、腰が丸まってるみたいとか、このままじゃ動けないなどいいますね。
でも違いをすぐに感じます。足のむくみはすっかり取れ、もも前のハリは柔らかく小さくなり、下っ腹は凹み、ウエストはくびれ、バストは上がり、鎖骨は下がり、肩甲骨は平らになり、上をスムーズ向けるようになり、腰の重みは消え、頭が嘘のように軽くなります。
さらに、歩き方の指導、必要な筋肉をつける自宅でのやり方、座る姿勢、日常の注意点、施術が終わったときの最も良い状態維持するためのすべてを教えます。