どのような治療を行うのか?
こちらの動画で説明しています。
変形性膝関節症とは
変形性膝関節症とは、体重や加齢などの影響から膝の軟骨がすり減り、膝に強い痛みを生じるようになる病気です。女性に発生することが多く、加齢、肥満、外傷なども変形性膝関節症の発症に関与していると考えられています。
膝は体重負担が大きくかかる部位であり、変形性膝関節症の発症を防ぐためには体重を増やしすぎないようにコントロールすることが重要です。さらに、膝周囲の筋力をしっかりと保持することも、膝への負担を軽減させるためには有効だと考えられています。また、病状が進行すると歩行が困難になることもあり、そのような場合には手術が検討されます。
症状としては、膝を動かしたときに生じる膝の痛みがあります。特に、歩行時の最初の数歩や椅子から立ち上がるときに痛むことが多いです。病気が進行すると痛みは強くなる傾向にあります。痛みが生じることで自然と関節の可動域も狭くなり、結果、日常生活に大きな影響を及ぼすようになります。
変形性膝関節症では炎症反応が生じ、膝に水がたまる(関節水腫)こともあります。通常、人は立ち上がると膝のお皿と呼ばれる膝蓋骨の形がみえますが、関節水腫になると、たまった水のせいで膝のお皿が見えなくなります。また、関節水腫は膝の曲げ伸ばしにも影響します。
加齢や肥満、若いころの膝への外傷などが原因となります。日本人はO脚の人が多く、膝の内側に負担がかかります。半月板も徐々に質が変化して、少しのストレスで切れてしまうこともあります。半月板が切れるとその位置がずれてクッションの役目を果たさなくなり、軟骨が減ってゆく原因ともなります。
痛みの原因は体重ではない
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減ることにより慢性炎症や変形が生じ、膝に痛みが現れる病気と言われていますが、実は軟骨には神経がありません!軟骨ではなく、膝のねじれによって荷重が集中する場所を作ってしまうことが本当の原因なのです。ですから、体重を減らす前に、痛みの原因を膝の矯正よって取り除くことが重要なのです。
O脚だけではなくX脚の人も多い
膝の痛みは、O脚が最大の原因とされていますが、股関節の動きが悪いせいでX脚になっている人も少なくありません。X脚による変形性膝関節症に対しても膝のねじれを矯正することで、痛みや変形が収まっていきます。
日本人の9割は歩き方が悪い
膝が負担を受けるときは、座っているときではなく、荷重がかかる「立っている時」「歩いている時」です。つまり、立っている姿勢や歩き方が悪ければ、O脚やX脚を増長させることになり、膝の変形が進むのです。私は、歩き方の専門家でもあるので、治療により膝の痛みが消えた頃に正しい歩き方のウォーキングレッスンを行い、逆戻りしない膝の守り方も指導しています。
変形性膝関節症では、病気に関連した膝の痛みなどの症状や、膝のO脚所見、滑膜の炎症反応である関節水腫がみられるかなどを確認します。まずはレントゲン写真で判断します。その後、必要に応じてMRIといった画像検査を行うこともあります。
最新の画像検査を行うことによって、軟骨や半月板、靱帯などの損傷具合や骨の変形具合などをより詳細に評価できるようになります。
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