足の裏が痛い。
特に何もしていないのに痛い。
②は、踵骨骨棘と言います。
かかとの骨の表面(骨膜)が、刺激を受けて、
扁平なトゲ状におおきくなってしまう事を言います。
トゲ状に大きくなっていく過程で、痛みを感じます。
特に、朝起きた時や歩き始めに痛みを感じます。
このトゲの成長が止まると、痛みも落ち着きます。
一般的には、①の足底筋膜炎の延長上の痛みとして、
足底筋がかかとに付着するので、かかとの表面の骨膜が
引っ張られて炎症を起こすと、記されています。
しかし、これ以外に決定的な原因があります。
かかとに体重が乗る時間が長い人です。
立っている時、歩いている時
かかとに重心がある人なのです。
かかとに重心があれば、当然かかとに全体重がかかります。
その時間がながければ、かかとに衝撃を加える時間も長くなるのです。
では、実際に立ってみてください。
足の裏のどこに体重が乗っていますか?
ももの前が固くなっていませんか?
もしも、かかとに体重が乗り、ももの前が硬いようでしたら、
姿勢が間違っています。
そうなんです。
いくら、クッション性の良い靴を履いても、
インソールを変えても、根本が間違っているので、
かかとに体重が乗ってしまうのです。
この踵骨骨棘は、安静にしても、
長い人で半年以上痛みがとれない人もいます。
その間、歩くことを控えると、また筋肉が弱り、
関節も固まっていくのです。
かかとに体重が乗ってしまう人は、自分で自分の姿勢を
正しく作れなくなっている人がほとんどです。
骨盤が倒れすぎていたり、背骨が固まり過ぎていると、正しい姿勢が作れず、かかとに重心がいってしまうのです。
骨格治療整体は、正しい姿勢を作りやすくし、
それを維持するための指導も行います。