あなたが、施術を受けていて重い、苦しいと感じることはありませんか?
それは、術者の体重のせいではありません。
押されて重い=体重を乗っけているだけ
なのです。術者が未熟なのです。
ただ体重を乗っけて、戻してを繰り返しているのです。
「男性だときついから女性でおねがいします。」
なんていうお客さんもいます。
本当は、強めで奥までほぐして欲しいのに、
男性だと、息苦しくて、つらいからというトラウマを以前の施術者が与えてしまったからです。
本来なら、いきなり体重を掛けたりしません。
いきなり体重を掛ける術者は、未熟そのものです。
肘の曲げ伸ばしを使っていないのです。
肘を軽く曲げた状態で、お客さんの身体にファーストタッチします。
体重は掛けずに肘の伸ばしと、手首と親指を使い、筋肉の中に侵入します。
お客さんが痛くない当たり(接地面)を確保してから
重くない、苦しくない、痛くない角度で、体重を掛けていくのです。
実は、これをできる治療家は少なく、ほとんどの場合、
重い、苦しい、痛い、と言われると、とたんに弱くなってしまうのです。
真下に体重を乗っけるだけの施術しか、やったことがないので、
指の角度を変えるとか、押す方向を変えるとか、体重を乗せないで揉むとか
そんなことすら出来ないのです。
その結果、恐ろしく下手な手技で、口ばっかり達者な治療家が出来上がるのです。